5月23、24日、しんそう療方大坂研修会が大阪コロナホテルで行われました。
今月も研修生から、嬉しい報告がたくさんありました。
ベテランの勘場先生は、鹿児島に定期的に往診に行っているそうです。
その鹿児島で、まともに歩けないかなり重症の患者さんが受けに来られて、これは往診でしんそうをやってあげてもなかなか良くならないだろうと思い
「思い切って大阪まで受けに来るか。」
と聞いたところ、
「行きます。」
と返事があり、大阪まで来てもらって2週間毎日しんそうを施したそうです。
2週間後、今までまともに歩けなかったのがウソのように伊丹空港まで普通に歩いて鹿児島に帰られました。
さすが勘場先生、いい仕事しています。
今月は、開業試験がありました。
8名の研修生が筆記試験、実技試験、面接に臨みました。
緊張しすぎていつもの実技が出来なかった研修生もいたようですが、それも含めていい勉強になったことでしょう。
日曜日の研修会は基礎科の藤原さんのしんそう訓からスタートしました。
藤原さんは普段ダンスのインストラクターをされています。
しんそうの研修会に参加しだしてから、ダンスしていて不自然な動きを感じることがあるようになったそうです。
しんそうで手足を揃えると、そうした不自然さが消えると報告してくれました。
しんそうはからだの動きを、正しい動きに変えていきます。
それによりダンスをしていて動きが自然なものに変わるのは、すごく自然なことです。
症例報告は、高等科の山村先生が報告してくれました。
山村先生は昭和14年生まれ、私の父親と同じ年齢です。
自分の息子や孫とそう変わらない研修生に交じって、しんそうの研修を精一杯頑張ってくれています。
今回は、ご近所の方が調子悪いということでしんそうを施してあげた報告です。
かなりご高齢の方を施術されましたが、明らかにからだの形が良くなりました。
からだの傾き、ねじれが改善しています。
山村先生は、知り合いやご近所の方を無料でしんそうを施術してあげていたそうですが、今ではただでは申し訳ないとみなさんお金を置いていかれるようになったそうです。
山村先生も山村先生にしか出来ない素晴らしい仕事をされていますね。
今月も研修生は熱心に研修に励んでいました。
次回のしんそう大坂研修会は、6月27、28日です。
見学などの問い合わせは、
しんそう大坂会
℡(06)6195-6884
までお願いします。
追伸
24日の研修会の後、新高等科歓迎会が開かれました。
みなさんしんそうを熱く語ってくれて楽しい時間となりました。
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