平成29年3月25日、26日に大阪コロナホテルで、研修会場のセッティングとミーティング(座談会)が行われたあと、大坂研修会が始まりました。
【土曜研修】
今日、高等科を修了される居川先生は、引っ越しをして住まいや通勤で歩く時間が長くなったりと環境が変わったことでの身体にも変化があったことを話してくださいました。
竹内先生の講義
しんそう療方は、和医学と解剖生理学を組み合わせた技法であること。
自然からヒントを得る、対立せず調和する、すべてのことに意味があると考えてきた日本人の特性から生まれた和医学から、しんそう療方の研究、目的、技の練磨など、しんそう療方士だけでなく人の成長にも繋がる、とても必要な内容の講義でした。
今日は、土曜日研修の半期で習った技法の復習で、5つの技法の順番・格好・形を見せていただいたあと、いつも通り各クラスで練習を始めましたが、今月は違うクラスの先生方とも練習ができたことで、また違った刺激を受けたと思います。
今日は、高等科修了式があり3名の先生が高等科を修了されました。
基礎科・高等科と、あっという間の4年間でしたが、研究科に進級してからも、もっともっと追究して自分を高めていきたいと抱負を語ってくれました。
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【日曜研修】
今月の症例発表は山本先生でした。
同期の練習仲間や治療院のスタッフさんの身体の形を分析したことを写真や動画を使って発表していただきました。
骨盤の形が、何がどうなっているからスウェイバックの姿勢になるのかなどの話も参考になった方もいると思います。
今月の解剖学講座は、しんそう金沢森本院の菊知先生が解剖学的基本の肢位と重力の関わりについて、実際の姿勢や動きを感じながら解説してくださいました。
基礎科生の皆さんも分かりやすく勉強になったと思います。
理事の竹内先生からは、身体の形が解剖学的基本の肢位にあるときの機能を呼吸器系を例にした解説と、各系の機能は独立しているわけではなく密接に関係して働き、身体の形を正しくすることで体内のエネルギーも効率よく機能することができる、などの講義をしていただきました。
代表の水野先生の講義では、今月は半期の復習月ということで、技法の練習の方法やコツなどを教えてくださいました。
今まで習った技のなかにも得意な技、不得意な技もあると思うけれども順番・格好・形を見返しながら、また、やるばかりではなく見ることで疑問や注意すること気づけることができる見取り稽古のことも教えてくださいました。
そして模範を見せていただいたあと、各班に分かれて技法の練習を始めました。
皆さん、とても熱心です。
基礎科修了式
2年間の基礎科を終了して、今後も一歩一歩努力していきたいと話してくださいました。
今月も研修生全員が熱心に充実した研修だったと思います。
ありがとうございました。
4月の研修会は、22日(土)、23日(日)です。
研修会の見学などの質問については、
しんそう大坂会 本部
電話 (06)6195-6884 まで
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